
「段・級審査」と「試合」、この言葉を聴くだけで、緊張する方も大勢おられます。
審査は何回受けても慣れるということはありませんし、試合では対戦相手がとても強く見えるものです。
審査もしくは審判の先生方に、「たったの数分だけ見られて合格か不合格、もしくは勝ち敗けが決められてしまう。」、「自分の実力が出し切れなかった。」、「段審査に関しては学科や剣道形の勉強もしなくちゃならない。」、「金銭面でも厳しい。」等々、被害者的な感覚にとらわれることもありますが、試合で一本を決めたとき、昇段できたときは通常の生活では味わえないような達成感を得ることができます。
逆に試合で敗退したとき、審査で不合格だった場合の残念な気持ちも、日常生活では味わえない貴重な体験であり、なんら恥じることではありません。要はその経験を今後にどう繋げるのかであり、その方法論により試合結果や審査結果以上に自身のレベルを上げることができるのが剣道であると思います。 |